当歯科医院では、歯科の2大疾患である虫歯と歯周病の予防と治療後の再発予防(予防歯科)に取り組んでいます。
虫歯や歯周病には一人一人に異なったリスク(なりやすさ)があります。ですから、
予防歯科ではリスクコントロールの視点が必要となります。
リスクコントロールで効果が高いのはお口の中の清掃
(PMTC)です。
これらの病気の原因となる、お口の中の細菌の固まり
(バイオフィルム)を専用の器具で除去します。その後メインテナンスとして一人一人のリスクに従い、3ヶ月に一度丁寧にバイオフィルムを除去します。
歯の表面からフッ素を取り込み、虫歯になりにくい強い歯(歯質)を作ります。
進行してしまった虫歯は自然には治りませんが、初期の虫歯は歯の再石灰化を即すことで治ることがあり、フッ素がこの働きを強化します。
当歯科医院のフッ素塗布は、歯科医師、歯科衛生士が高濃度(9000~9500ppm)のフッ素を直接歯に塗る方法です。
1回のフッ素塗布では効果が期待できないので、
3~4ヵ月毎に定期検査を行いフッ素を塗布して虫歯予防の効果を高めます。
虫歯と歯周病から歯を守るためには、毎日のお口のケアと定期的な歯科医院での検診が必要です。これは、これらが
細菌による感染症であるということと、普段の生活が大きくかかわってくる
生活習慣病であるためです。
当歯科医院では、一連の治療が終わった後も、その状態をより長く保つために定期検診を実施しています。患者様のお口の状態によって2、3ヶ月ごとに実施します。
治療の最終日に定期検診の予約していただき、予定日が近づきましたらお葉書きでお知らせするリコールシステムを導入しています。